2015年9月1日

自社の強みを最大限に活かした新感覚住宅展示場ウッドビレッジ<前編> :ビレッジ戦略

――集客装置の1つ、グリーン雑貨店は、どのように立ち上げられましたか?

原口さん

住宅コーディネーター・雑貨マネージャー
原口さん

原口さん:私は、新築住宅部門でプランと図面の作成をしています。兼務で、グリーン雑貨事業の立ち上げから携わっています。
当初、来店がある日もあればない日もありましたが、今や広告や看板効果で、来店者はどんどん増えています。
パートさんが雑貨好きなこともあって、仕入れる商品のセレクトもお任せできるようになりました。パートさんとは細かくお客様の情報を把握し、情報共有するように心がけています。

――ビレッジができて、原口さんの仕事に変化はありましたか?

原口さん:グリーン雑貨事業とエスティナ(外構事業)がはじまり、私の仕事にも変化があらわれました。庭のプランを一点物の手描き図面にしてくれるエスティナ(本部より図面提供)があることと、雑貨店があることで、庭だけでなくグリーン雑貨まで組み込んで提案できるようになり、幅が広がりました。
お客様とお話をする際にも、メリットがあります。店舗の位置がすごく良く、入口を開けると庭が見え、そこから自然に新築とリフォームの左右にわかれるつくりになっています。なので、お客様を案内する際にも自然に誘導できます。モデルハウスの中にもグリーン雑貨をコーディネートすることで、生活の雰囲気を感じてもらいやすいです。総じて、グリーン雑貨店を経由して家づくりの提案がしやすくなりました。
来客数が増えるに連れて、最初ほとんど興味を示さなかった男性社員も、来店する人がどういった人なのか考えるようになったり、売上などを気にするようにもなり、事業部を超えたコミュニケーションの機会が増えました。以前は、事業部毎に縦にわかれているようなイメージでしたが、社内間で横の繋がりもできて、お客様の割り当てもスムーズになりました。実際、家やリフォームに関するお問合せに繋がっているので、効果があると実感しています。
また、近隣地域の住人の皆様とも繋がりもできてきました。ここををイベントや習い事の教室、マルシェや展示場として利用したいという方が増え、それによりさらに人が集まってくるという現象が起きています。
人が集まるところに、人はやってきます。グリーン雑貨やカフェを目当てにふらりと来た人の中に、家に興味がある人が動いて、賑わっていく。そのような場のチカラがあるように感じます。

――お客様に変化はみられますか?

N2-1お客さん原口さん:はい。何といっても、雰囲気が柔らかくなりました。ビレッジができる前の当社の住宅のお客様としては、こだわりの強い男性のお客様が多かったのですが、それ以外のお客様も多く接触できるようになりました。グリーン雑貨の種類を変えてからは、更に年齢層に幅ができ、若い女性客も増えています。
私たちの提案する建築のスタイルは、今も昔も変わりません。ただ見せ方を変えていっただけです。
奥様たちの反応も変わりました。グリーン雑貨を飾ることでこういう雰囲気に変えられるという提案が伝わりやすくなります。家に入っていただくと、窓から庭に植えた木や子供が遊んでいる姿が見え、「この雰囲気がいいね」とお客様から言っていただけます。お客様との会話も、以前に比べて、お客様の生活の中にはいりこんだ話題となり、自然と弾みます。リピートされるお客様が、お友達を連れてきてくださるケースも多くて、ありがたいです。
家を見たいと思っていなかった方や、お友達を紹介いただき提案する機会をいただけるのも、この場があるからです。

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